hakusyo_hyousi-2

中小企業庁からは、昨年より「小規模企業白書」という白書も発行されています。2回目の2016年版の副題は「継続と挑戦!」です。

「全国381万者の中小企業、中でもその約85% 、325万者を占める小規模事業者は、地域の特色を生かした事業活動を行い、就業の機会を提供することにより、地元の需要に応え、雇用を担うなど、地域経済の安定と地元住民の生活の向上・交流の促進に寄与する極めて重要な存在である」という認識の下、千差万別の小規模企業の中でも、明るい業績をあげている企業の、未来につながる取組について分析を行っています。小規模企業白書の「概要」から一部紹介いたします。

さて、下の図は小規模企業の「経営計画作成」に関するページです。

  • 経営計画書を作成したことがある企業は半数強。(図1)
  • その動機は「補助金申請のため」「業績向上のため」と実利的なものが上位に来ています。(図3)
  • 一方、作成の効果としては「経営方針と目標が明確になった」「自社の強み・弱みを認識できた」というより根源的なものが、3位を大きく離して挙がっています。(図4)
  • 経営計画の作成の有無と売上高との関係では、経営計画を作成した企業の方が売上増加の割合が高いという傾向が出ています。(図2)

ここで、私たちビズトレチームは次のように考えます。

上記の解釈としては、経営計画を作れば業績が自動的に上がるということではなく、次のように考えるのが妥当でしょう。
つまり、業績を高めたいという動機を持っている経営者が、その方法を熟慮し明文化することで、方針・戦略が研ぎ澄まされ、そしてモチベーションが高まり、その実践に集中できるようになる。結果として実績が伴ってくると。

とすると、誰かに頼んで経営計画を作ってもらうよりも、自身で作る方が実効性を伴うと考えられます。一方で、頭の中にあるアイデアをどのようにまとめていいかわからない、さらに洗練させたいが考えがまとまらない、作ってみたいが仕事が忙しくて時間がとれない、といった悩みが経営者にはありそうです。

「経営計画策定道場」は、そんなお悩みの解消にお役に立ちたいと企画された研修です。 経営戦略策定のプロ、中小企業診断士がマンツーマンに近い形で、経営者様の頭の中にある思いを、より洗練させた形にするプロセスをサポートします。2日間の短期集中決戦を伴走します。

「2016年版小規模企業白書の概要」はこちらに掲載されています。