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毎年、中小企業庁から「中小企業白書」という白書が発行されています。今年度版の副題は「未来を拓く 稼ぐ力」となっており、どんな会社が稼げているのかをいろいろと分析しています。中身は興味深く参考になる情報が満載です。しかし、かなり量が多いし、文字・数字・グラフが多いので、とっつきにくい印象は否めません。
一方「概要」という資料も同時に発表されており、こちらは分量が少なくやや見やすいです。

この概要の最後のページに「まとめ」があり、
・稼げる中小企業はどんな取り組みを行っているか。
・中小企業の成長と金融支援の関係
・稼げる中小企業の積極性
について、端的に説明されています。

ここには、「IT」「海外展開」「リスクマネジメント」「計画的積極的投資」「リスクへの備え」「経営者の交代」といったキーワードが出てきます。そしてまた経営者が「ビジョン」や「理念」、そして「事業計画」を積極的に、「従業員」や「金融機関」に提示・説明することが重要である、ということも書かれています。

自社の理念やビジョンに沿いながら、将来を見通した戦略を立てること、そしてそれを明文化してステークホルダーに示す形にすること。なによりも、これが稼げる中小企業としての出発点といえるでしょう。(一社)福岡県中小企業診断士協会が主催する「経営計画策定道場」では理念~ビジョン~ドメイン~環境分析~戦略策定~実行計画~計数計画という、経営計画策定の一連の流れを、学び実践して、経営計画を作り上げていただきます。

「2016年版中小企業白書」とその「概要」はこちらに掲載されています。